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メンズ脱毛サロン選びを成功させるには?

女性にとって、自分の容貌を美しく見せることは、一種の義務となっています。このことは容姿による差別につながるので腹を立てるフェミニストも多いのですが、現在の社会的な規範からすればやむを得ません。
もちろん化粧やオシャレなどを女性の特権と考えて、美をひたすら追求する女性もたくさんいます。

そんな美意識の高い人にとって、いつの間にか目につくムダ毛というのは憎むべき存在でしょう。必死になって自己処理をしている方も多いと思いますが、実はカミソリや毛抜き、あるいは除毛クリームによるムダ毛の手入れというのは肌に大きな負担をかけます。あまりに処理に熱心になっていると、埋没毛や色素沈着、それに皮膚の硬化などが起こって、ホゾをかむことになりかねません。

そこで大いに利用されているのが、プロの脱毛士のいるサロンや医療クリニックです。かつては目の玉の飛び出るくらいに高額だった施術料も現在ではかなり値下げされ、女子高生がバイト代でまかなえる価格になっています。

さらに脱毛の隆盛ぶりは女性ばかりでなく男性をも惹きつけ、密かに施術に通っている人も多いのだとか。

意外にも、日本で第一号のメンズサロンが開店したのは30年以上も昔、1986年のことです。最初はそれほど客足が伸びなかったのですが、21世紀に入ると男性の美意識も徐々に高まり、2011年以降は急激に店舗の数も増えています。

また、毛深い男性に嫌悪感を抱く女性が多いため、モテるためにもムダ毛を処分したいという男性もいます。ただ、そういう人は施術を希望していても、「サロンは女性が通う場所」というイメージがあり、ハードルの高さを感じているようです。

また「料金はいくら?」「施術の回数は?」「脱毛完了までどれくらい通う?」といった疑問が障害となり、いつまでも決断できずにグズグズしている男性も少なくありません。

そこで、そんな男性のためにこのページを作ってみました。メンズ脱毛サロンを特集し、そこで用いられている「光脱毛」の詳細、料金、痛みの有無、そしてサロン選びのコツなどについて紹介していきます。
一度脱毛にチャレンジしたい男性は、どうか参考になさってください。

光脱毛とはどんなものか?

光脱毛
「脱毛のイメージは?」と聞かれると顔をしかめて、「毛穴に針を突き刺して、毛根を焼いてしまうんでしょ」といまだに答える人がいます。

これは完全な間違い、とは言えません。実際に20年ほど前は、ほとんどの脱毛士が針状のプローブと呼ばれる電極をムダ毛の毛穴に挿入し、弱い電気を流すことで脱毛処理をおこなっていたのです。

この電極を用いた脱毛方法はセントルイスの眼科医が考案したもので、正式には「電気分解脱毛法」と呼ばれています。ずいぶん乱暴な方法に思えますが効果は高く、うまくいけば一生ムダ毛は生えてこないために全世界に普及しました。

日本でも「ニードル脱毛」「美容電気脱毛」と名付けられて人気のある脱毛方法となり、上に書いたような脱毛のイメージを生み出すことになったのです(現在でも医療クリニックの一部ではこの方法の施術がおこなわれています)。

ただこの方法は効果は抜群ながら、一本一本の毛を手作業で処理していくために脱毛士の負担が大きく、施術コストも相当かかります。
そのために施術を受けられるのは限られた客層に留まりました。

やがて、このニードル脱毛よりもっと能率的で料金の安い方法がアメリカで登場します。それがレーザー脱毛です。

この方法はレーザーの特性を利用してムダ毛を処理するというもので、細かい手作業が要らないという点で画期的でした。

やがて、この原理によって「光脱毛」という類似の脱毛方法が生み出され、現在のサロンで広く普及することになったのです。

光脱毛の種類

ここで光脱毛について、ちょっと説明してみます。

光脱毛では、通常の光とは違った特殊なライトが用いられます。ライトはムダ毛に当たると毛の成分のひとつであるメラニン色素に吸収され、熱へと変化。その影響で毛根の毛乳頭などの発毛器官がダメージを受け、毛の産生が止まります。

この施術を長期に渡って根気よく続けることで毛は確実に薄くなっていき、やがて部位がツルツルの状態になるのです。

光脱毛にもいくつか種類があり、今は次の4つが主に使われています——

「IPL方式」
「SSC方式」
「SHR方式」
「ハイパースキン法」

それぞれの方式の特徴を、簡単に説明しましょう。

最初に、IPL方式。これは「フラッシュ脱毛」とも呼ばれ、光脱毛の代名詞といっていい存在です。広帯域のインテンスパルスライトが肌に直接照射され、上で説明したような仕組みで毛根による発毛を防ぎます。

欠点は施術時に少々痛みがあること。ただチクリとする程度なので、よほど痛みに弱い人以外は問題にはなりません。

続いてSSC方式。「SSC」は”Smooth Skin Control”の頭文字を取ったものです。

この方式はIPLと違って、ライトと専用ジェルを併用します。

ジェルには、有効成分のつまったカプセル「トレジャービーンズ」が配合されています。ジェルを施術パーツに塗ってクリプトンライトを照射すると、カプセルの成分が毛根へと染み出していって脱毛をおこないます。

メインとなる有効成分が「フィリニーブ」。セイヨウシロヤナギ、イソフラボン、サリチル酸、メントールなどで構成され、抑毛効果のほかに保湿・炎症抑制効果も持っています。

脱毛効果を発揮するのはジェルの方なので、ライトは高温でなくても問題ありません。ですから痛みはきわめて軽微になります。

次にSHR方式。”Super Hair Removal”を略したもので、「蓄熱式」ともいわれます。

これまでの方式は毛根全体にダメージを与えていましたが、SHRは毛根の一部であるバルジ領域が標的になります(バルジというのは「ふくらみ」を意味します)。

このバルジ領域は毛球部に刺激を与えて毛を成長させています。つまり、バルジ領域の活動を弱めれば、ほかの器官にダメージを与えなくても脱毛できるわけです。

バルジ領域は毛球や毛乳頭よりも肌の表面に近い場所にあり、低い温度でも十分な損傷を与えられます。そのため、痛みが軽い施術が可能です。

最後にハイパースキン法。こちらは発毛因子にダメージを与えるため、メラニンの含有量が少ない毛でも処理できます。施術時の光線の温度は36度から38度ですから、痛みは全くありません。むしろ心地良いくらいです。ただ、ヒゲの脱毛には向いておらず、他のパーツしか施術できません。

レーザー脱毛と光脱毛を比較する

レーザー脱毛と光脱毛を比較する
サロンでは光脱毛が使われていますが、医療クリニックではレーザー脱毛がメインとなっています。この2つについて色々な点で比較してみましょう。

施術回数

光脱毛の施術回数、そして除去できる毛の割合は、次の通りです——

・6回  約50%
・12回 約80%
・18回 約95%

一方レーザー脱毛だと、5回か6回照射をおこなえば約95%の毛が除去可能です。

レーザー脱毛は光脱毛と原理的に変わりませんが、照射出力がケタ違いなので、施術回数は激減します。

「なぜすべての毛を一回の施術で脱毛できないの?」と思う人がいるかもしれません。それは、レーザーやIPLなどの光が肌の外に出ているムダ毛にしか反応しないためです。

毛には毛周期という発毛サイクルがあり、除去できるのは成長期のもの、つまり毛幹の毛だけです。他の毛は肌の下に隠れているため、施術するには成長期が来るまで待つ必要があります。そのため、レーザーのように威力の強い光でも、施術を何回もおこなわなければなりません。

料金

光脱毛の施術コストの平均相場は、以下の通りです——

・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・背中(上下)…71,600円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・VIO…58,633円
・全身…164,700円

一方、レーザー脱毛の平均相場は次のようになっています——

・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・背中(上下)…91,917円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・VIO…67,975円
・全身…401,945円

このように料金を比べると、サロンの光脱毛の方がかなり安くなっています。

痛み

光脱毛は、痛みに弱い人にもってこいの脱毛方法です。IPL方式ではちょっとチクチクしますが、他の方式だと痛みはほぼ感じられません。

もちろん、それだけ照射出力は制限されていて、効果が実感できるまでの施術日数は多くなります。

一方、レーザーはパワーが抜群なので、照射時はどうしても痛みがあります。
ただ脱毛効果は優秀ですから、この痛みは仕方ないともいえるでしょう(痛みに敏感な人には、笑気麻酔をかけてくれる医院もあります)。

ただ、その痛みは照射時に感じられるだけで、ずっと後を引くわけではありません。また施術によって毛が減少すると、それにつれて痛みは軽くなっていきます。

肌のケアの有無

サロンの場合、脱毛に加えて肌用のケアをやってくれるところが多く、店独自のジェルに様々な有効成分が配合されていたり、施術後の冷却に十分な時間をかけてくれたりします。

一方、レーザー脱毛だと医療機関ということもあってサロンほどのサービスは期待できません。術後の冷却もお座なりな場合があります。

心地よいサービスを求めるなら、サロンの方にすべきでしょう。

光脱毛&サロンの長所・短所

長所・短所

長所

・クリニックよりもはるかに料金が安い
・痛みが大変軽微で、特にハイパースキン法なら痛みを感じずにすむ
・色々な顧客サービスやケアを受けられる
・店舗の内装がキレイで気持ちよい

短所

・レーザー脱毛に比べ、施術終了まで日数がかかる
・メラニンの量が少ない産毛などは施術しにくい

サロン選びで注意したい点は?

注意したい点
メンズ脱毛サロン選びで注意したい点をいくつかあげてみます——

本当に客は男性オンリーなのか?

メンズ脱毛サロンというと、「やってくる客は男性だけ」と考えがちですが、実は男性がメイン、というだけで、女性でも施術を受け付ける店もあります。

わざわざメンズ脱毛サロンと契約した男性の中には、脱毛にやってきた姿を女性に見られたくないという人も多いでしょう。

それなのに、女性が客として店内にいる、というのは不快なものです。

施術にやってくる客が本当に男性だけなのかどうか、事前にサロンに聞いておきましょう。

施術にあたるのは男性スタッフか?

顧客が男性だけというサロンでも、必ず男性スタッフが施術にあたるとは限りません。店の中には女性脱毛士が機器を操作するところもあります。

「女性スタッフは避けたい」という男性も少なくないと思いますので、男性脱毛士を指名できるかどうか、あらかじめ調べておくべきです。

口コミサイトで店の施術技術を確認

これはメンズ脱毛サロンに限りませんが、店を選ぶ時は必ず口コミをネットで調べるべきです。

男性と女性の脱毛ではいくつか違いがありますが、特に大きいのが「施術の難しさ」です。

男性は男性ホルモンの分泌のせいで体毛が濃くなるため、女性と同じような施術では効果がなかなか出ません。

そのため機器の出力をアップする必要がありますが、これはベテランの脱毛士でないと難しいとされています。

つまり脱毛士の経験によって、効果の違いが出てくるわけです。

ただ、サロンの方ではスタッフの技量について明かしてはくれませんし、カウンセリングや公式サイトだけでは、どの脱毛士がベテランなのかは分かりません。

こんな時に口コミサイトなら、実際に施術を受けた客が経験談を寄せているので参考になります。

店舗側のサービスは?

サロンで全身脱毛のような大掛かりなプランを選ぶと、最低2年は施術に通う必要があります。

それだけ施術回数も多くなりますが、もしスタッフの対応が悪いと、気持ち良く施術を受けることはできません。

どれだけ費用が安くても、サービスが不満だらけなら中途解約したくなるでしょう。

解約という結果にならないためにも、サロンのサービスについてネットで調べておきましょう。

以上、脱毛希望の男性のために、メンズ脱毛サロンの色々な情報を紹介してみました。いかがだったでしょうか?

現在、脱毛ブームということでサロンの数が多く、生存競争が激しくなっています。キャンペーンもよく実施されているので、公式サイトなどをマメにチェックするようにしましょう。

医療脱毛クリニックを上手に選ぶためのポイントは?

女性・男性問わず、肌を美しく保ちたい、という人にとって、ムダ毛は邪魔っけなものです。
特に腕や脚などの部位は露出が多いため、常に手入れしておく必要がありますが、自己処理は面倒だし皮膚を傷つけます。

ベストの対処策は、ムダ毛のことを熟知したプロの施術を受けること。そうなると足を向けるところは2つに絞られます。脱毛サロンと医療クリニックです。

以前は芸能人を起用して派手な宣伝をおこなっているサロンがやはり人気だったのですが、近年は医療クリニックのメリットも喧伝されるようになり、どちらにするか迷う、という人も多くなっています。

そこで、このサイトではそんな脱毛志願者のために、医療クリニックの特徴や魅力を多方面から紹介してみることにしました。メリット・デメリットはもちろん、たくさんある医院の中からどこを選ぶか、そのポイントについても説明していきます。

クリニック脱毛の際立った特徴とは?

クリニック脱毛
マシンを使って専門家が脱毛をおこなってくれるのは、現在のところサロンと医療クリニックの2つしかありません。
もしクリニックに足を運ぶなら、事前にその特徴を理解しておいた方がいいでしょう。

1)レーザーの特性を活かして脱毛する

医療クリニックの脱毛は、サロンよりも効果的だと言われています。なぜかというと、クリニックのマシンは、サロンでは使用不可となっているレーザー光線を照射するからです。

レーザーによる脱毛理論が発表されたのは1983年のこと。ハーバード大学ウェルマン皮膚研究所にいたR・ロックス・アンダーソンが、科学雑誌「サイエンス」にその論文を掲載しました。その「選択的光熱凝固理論」は、古代オリエントの時代から続いてきた脱毛の歴史でも革命的な発見となりました(ちなみに、アンダーソンは後にタトゥーを消す特殊な染料も発明します)。

それまで最もポピュラーだった脱毛方法は、針状の電極(プローブ)を毛穴に刺す「ニードル脱毛」(「美容電気脱毛」)でした。これは1875年にセントルイスの眼科医チャールズ・ミッチェルが考案したもので「電気分解脱毛法」と呼ばれています。刺された電極から微弱な電流を通し、発毛を促す毛包という組織を凝固化します。

この方法は当時としては画期的でアメリカでは大いに使われたようですが、なにしろ小さな毛穴に1本1本プローブを挿入していくために非常に手間が必要で、それだけ料金も高くなってしまいます。
しかも電流を流すということで施術時の痛みもかなり激しく、客は時間と痛みという点で相当な我慢を強いられます。

この状況を劇的に変えてしまったのが、レーザー脱毛の発明でした。

レーザー脱毛は、マシンのビームスポットからレーザーライトを発射し、毛に3%含まれるメラニン色素に局所的に反応します。レーザーは単一の波長を持ち、他の光線と違って射出された方向にどこまでも直線を描いて進みます。また指向性が高く、小さなパーツに集光することができるため、破壊力も抜群です。

そしてもうひとつ他に類を見ない特性は、波長に応じて1つの色のみに作用する、という点。
つまり、黒、赤、青といった色がついたモノにレーザーを照射すると、それだけで甚大な損傷を与えられる、ということです。

脱毛においては、黒だけに反応するように媒質や光学素子によって波長を700ナノメートルから1000ナノメートルに調整。周辺の皮膚組織には害を及ぼさないため、肌へのダイレクトな射出が可能です。

メラニン色素に吸収されたレーザーは摂氏65度から70度くらいの熱を生み出すのですが、この高熱が毛包の幹細胞を破壊し、毛の産生を防ぐわけです。

施術も極めて単純で、波長をアレンジしてレーザーライトを発射するだけ。照射口であるビームスポットの直径はほんの数ミリですが、1回あたりのレーザーの照射は100分の1秒しかかからないため、迅速な処理が可能です。
プローブを毛穴に挿入するような面倒な作業はいりません。

初期の頃は、ルビーを媒質に使った光線しかありませんでしたが、これは白人向けのもの。まもなく黄色人種向けのアレキサンドライトが開発され、日本でも使われ始めました。現在はYAG、ダイオードなど、多種の媒質を用いたレーザー光線がそろっていて、個人の毛質に合わせて選択できるようになっています。

2)「永久脱毛」ができる

脱毛の詳細については、まだまだ世間に浸透しているとは言えず、「1度光を照射すれば、その部位は何十年もツルツルのままだ」と思っている人がいます。

もちろん、それは間違っています。毛の産生をつかさどる毛包は頑健な組織で、1回きりの照射ではそれほど損傷を受けません。

また脱毛においては、発毛サイクル、いわゆる「毛周期」にあわせて施術を何度もおこなう必要があります。照射の割合は2ヶ月に1度くらい。繰り返し射出するうちに毛が細くなり、そのうち部位がツルツルになって脱毛終了。施術期間は数年になることも珍しくありません。

ちなみにサロンでもムダ毛のメラニン色素にアプローチする光線を用いますが、その出力が制限されているために、毛包は一時的に衰えるだけです。脱毛完了から数年も経過すると、毛はよみがえってしまいます。

その点、医療クリニックでは破壊力に優れたレーザー光線を使用するため、発毛機能がよみがえらない可能性が高くなっています。
つまり、いわゆる「永久脱毛」がおこなえるわけです。

3)機器を扱えるのは医師だけ

先のセクションでも記しましたが、サロンの脱毛方法はクリニックと共通する要素があるとは言え、扱われる光の種類が異なるためにレーザー脱毛とは呼べません。また威力に関する限り、レーザーとサロンの光線とは比べ物になりません。サロンの施術担当者に特別な資格が不要なのも、サロンの光線の出力が抑えられているからです。

一方、レーザー脱毛は身体組織を死滅させる光線を使うので、操作上のわずかな失敗でも重大なケガにつながりかねません。そのためマシンを扱えるのは、事故の際に対応できる医師に限られています。もちろん、火傷治療の可能な器具や設備もそろっているので、その点でも安心です。

医療脱毛のメリット&デメリット

メリット&デメリット

メリット

・脱毛機器を扱うのは医師なので、トラブルが発生してもすぐ対応できる
・永久脱毛がおこなえるので、毛が一生生えない可能性が高まる
・脱毛完了にかかる日数がサロンより短く、施術の回数も少なくてすむ

デメリット

・格安プラン&キャンペーンが多いサロンと比べると、料金が相当高め
・レーザー照射時の痛みが強いため、施術を避けたくなる
・レーザーの威力により、肌トラブル(炎症、毛膿炎など)が起きる怖れがある

クリニックと脱毛サロンの違いとは?

クリニックと脱毛サロンの違いを考える
これまでも少しだけ脱毛サロンとクリニックの違いを述べましたが、ここでいくつかの相違点を箇条書きにしてみます——

料金

脱毛が一般化する前からサロンは大きな広告を女性誌に載せていますが、そこには目立つ字で「格安のコースプラン」「今月の値下げキャンペーン」などと書かれています。これで分かる通り、サロンのメリットのひとつは、その施術コストの安さです。

一方、クリニックの場合、費用が大きくディスカウントされることは滅多にありません。

ここで、両方の料金がいくらくらいなのか、表にしてみましょう。

まずは脱毛サロンから。有名な大手サロン20社の公式サイトから、パーツごとの平均費用を算出してみたところ——

・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・背中(上下)…71,600円
・VIO…58,633円
・全身…164,700円

となりました。

次に医療クリニックです。こちらも有名クリニック20院の平均料金を計算しました——

・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・背中(上下)…91,917円
・VIO…67,975円
・全身…401,945円

こうすると、料金の差は一目瞭然です。特に違いの大きいのが顔脱毛で、クリニックの施術コストはサロンの3倍以上となっています。

効果

サロンとクリニックでは方式の異なる機器を使っているため、その効果にも大きな差が出ます。

現在、サロンでは4〜5種類の脱毛方法が使われていますが、その中で1番ポピュラーとされているのがIPL脱毛です(フラッシュ脱毛、光脱毛とも言われます)。

ワンショットで処理できる範囲が広く、背中、脚、腕といった部位にピッタリです。
照射出力も低いため、痛みも強くありません。

ほかには、クリプトンライトとジェルを使うSSC脱毛、バルジ領域を標的とするSHR脱毛などがありますが、どれもその効果には限りがあります。つまり、サロンの施術は発毛機能を一時的に衰えさせる「減毛」「抑毛」にすぎず、無毛状態になったとしてもその効果は数年しか継続しないのです。

一方、医療クリニックのレーザーは段違いのパワーを持っているため、脱毛完了後は毛がよみがえる可能性が低くなります。

保証

保証に関しては、脱毛サロンもクリニックも同じようなものです。

効果が出るまで何度でも通える「永久保証」、有効期限をある程度延ばせる「期間保証」、施術を中途で止める時に前払い金の一部を返してくれる「返金保証」などは、クリニックにもサロンにもあります。

ただ、条件・種類がクリニックごとに相当異なるので、公式サイトなどで事前にチェックしておきましょう。

その他

クリニックとサロンの違いに関して、支店(支院)の数は意外に重要です。

脱毛というのは一朝一夕ではすみません。部位が完璧に処理できるまでかなり日数がかかり、全身脱毛くらいになると、サロンやクリニックに数年間も通わなければなりません。

人によっては、その間に生活環境が一変してしまうこともあります。転勤・引っ越しがそのケースですが、新しい家の近くにクリニックの支院がないため、前払いした料金がムダになる人も出てきます。

部分的な脱毛ならまだ安めなのであきらめもつきますが、全身脱毛のプランだと前払い金も20万円を越えることが珍しくありません。転居後もそれを活かしたい、と考えるのは当然です。

有名サロンなら全国の街に多くの支店があるため、引っ越しても前払い金を活用できる可能性が高くなります。ところがクリニックは大規模経営をおこなっているところが少なく、転居後は脱毛できないケースが多いようです。

ということで、「よく引っ越しする」という人の場合、店舗数の多い有名サロンを選んだ方が得策と言えるでしょう。

クリニックの選び方 そのコツとは?

選び方のコツ

保証期間に気をつける

一旦施術をスタートすると、指定日数内に契約回数を完了させる必要があります。日数は部位によって違いますが、2〜3年というのが一般的です。中には5年というところもあるので、忙しい人はそちらにするといいでしょう。

リスクの説明は十分か?

クリニックでは出力の強いレーザーを使うので、そのリスクを事前に説明するのは医者側の義務です。公式サイトにそのリスクが明確に書かれているか確認しましょう。

料金が明確か?

料金設定が複雑なクリニックは、高い費用をごまかそうとしている可能性があります。トータルでいくらなのか、しっかりと書いてあるクリニックの方が安心できます。

医師の情報は明示されているか?

公式サイトに施術担当の医師の情報が書かれているか、事前に確認しておきましょう。情報を書いていないクリニックは、施術もいい加減な可能性があります。

医師がカウンセリングも担当しているか?

施術は医師がおこなうのに、カウンセリングについては看護師が代行するクリニックもあるようです。そんな態度は医師としての責任感に欠けるので、行かない方が無難です。

以上、医療クリニックでの脱毛の詳細、そして医院を選ぶ際の留意点などについて紹介してみました。いかがだったでしょうか。

クリニックについては、「施術料が高い」「レーザーの痛みが怖い」などの理由から、敬遠する人も少なくないでしょう。
ただ、その脱毛効果の高さは折り紙付きです。結果を重要視するなら、やはりクリニックがベストです。

どうかこれらの情報を参考に、自分に合った医療クリニックを探して下さい。

家庭用脱毛器の購入で失敗しない方法とは?

以前は「金持ちの道楽」と見なされていた脱毛も、最近はすっかり一般的なものになりました。サロンや医療クリニックも繁盛していて、人気店などは予約が取りにくい状況です。

ただ「予約を取るのが面倒くさい」「行きたいけどヒマがない」「スタッフにデリケートな部位を見られたくない」といった理由でサロンやクリニックに通えない、あるいは通いたくない人もいます。

そんな人たちの間で人気となっているのが、家庭用脱毛器です。

「自分も買って試してみたい」という人もいるでしょう。ただ、まだまだその値段は安くありませんし、種類が多すぎてどれを購入すればいいのか困ってしまうほどです。
気まぐれに買ってガッカリしないためにも、いくつかある脱毛方式の特徴、その効果について、事前にチェックしなければなりません。

そこで、このページを立ち上げました。家庭で手軽に脱毛したい、という人のために、失敗しない家庭脱毛器の選び方などについて、解説していこうと思います。

家庭用脱毛器の歴史とその普及

脱毛器の歴史
紀元前にさかのぼるという脱毛の長い歴史でも、1980年代に入ってから発表された「選択的光熱凝固理論」は画期的なものでした。1990年代になるとその理論を用いた器械が欧米で登場。そして2000年代、日本でもその脱毛マシンがサロンなどで使われるようになります。

ただ、それらはあくまで店舗用の大型機器で、家庭で自己処理をおこなうには、まだまだカミソリ、毛抜など、単純なツールにしか頼れませんでした。

そんな中、2005年になって家庭用脱毛器「アイエピ」が売り出されました。

以前も家庭用脱毛器はあったのですが、どれも脱毛効果が低く、「変わったアイデア商品」という域に留まっていました。ところがこの「アイエピ」はちゃんとムダ毛が処理できるというので評判となり、光を用いた脱毛器を普及させるきっかけとなったのです。

そして2009年に「イーモ」、2012年に「ケノン」の発売が続き、現在の脱毛器市場の隆盛をもたらすことになります。

ムダ毛が濃くて自己処理が欠かせない人にとって、家庭用脱毛器の登場は大変な朗報でした。

何しろサロンやクリニックで施術を受けるとなると、ツルツルの肌になるまで数ヶ月〜数年、通い続けなければなりません。面倒くさいという人も多いですし、費用も相当かかってしまいます。

それが家庭用脱毛器だと、プロ並みの効果が期待できる上にお金も節約できるのですから、すぐに売れ筋商品となったのも当然でしょう。

ただ脱毛器は、当たり外れが大きい商品、と言われています。
以下で解説する機種の特徴、方式の利点・難点などをしっかり把握して、自分にふさわしいものを見つけ出して下さい。

家庭用脱毛器選びで留意すべき点とは?

留意すべき点
下のセクションでも解説していますが、家庭用脱毛器には数種類の脱毛方式があり、その違いが効果にもあらわれます。

ですから脱毛についての知識が購入側にも要求され、「色やデザインが自分の好みだったから」といった理由で購入してしまうと、結局は失望することになります。

自分にふさわしい家庭用脱毛器を購入するためには、以下のようなポイントに留意しましょう——

照射パワーはどれくらいか?

脱毛効果に関しては、人によって感じ方が違うので一概には決めつけられませんが、「照射パワーとその脱毛効果は比例する」というのが普通です。とにかくキレイに脱毛したい人は、照射パワーの大きい脱毛器を選んだ方がいいでしょう。

ただ、パワーが大きくなるとそれだけ肌や毛穴の負担も増え、かゆみ、火傷といった肌トラブルも生じやすくなります。
トラブルを回避するためには、パワーを調節できるものを選ぶべきです。

照射範囲はどれくらいか?

1回の照射によって、どれだけの範囲を手入れできるのか。その点は機種によってかなり異なるため、購入前に公式サイトなどで調べておきましょう。

スムーズに手入れができないと脱毛器の使用そのものがイヤになります。
「せっかく買ったのにすぐに使わなくなった」という悲しい結果を迎えないためにも、照射範囲のデータはしっかりとチェックして下さい。

処理したいパーツに対応しているか?

個人個人によってムダ毛を処理したいパーツは違います。

家庭用脱毛器を購入する時は、「自分がどのパーツの手入れに使う予定か」そして「その機種がどんな部位に使えるのか」を確認して下さい。

特に「顔」や「VIO」を処理したい人は注意が必要です。他のほとんどの部位には対応できても、デリケートなところには使用不可な機種が少なくありません。

公式サイトには対応部位が書かれていることが多いので、まずチェックしてみましょう。

コストパフォーマンスは良いか?

「本体そのものは安くで手に入れたのに、消耗品のカートリッジの費用が高くてガッカリした……」

脱毛器の購入に関しては、そんな話を時々耳にします。

家庭用脱毛器には色々な機種があります。価格だけとってみても、2万円以下のものから、10万円以上のハイレベルなものまでバラエティに富んでいますが、照射のたびに消耗していくカートリッジの存在を忘れてはいけません。

脱毛器を購入する時は、本体の値段以外に、カートリッジの価格とその交換頻度についてもあらかじめ確認しておきましょう。

家庭用脱毛器に関するメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

・店や医院での施術と比較すると、ムダ毛処理が半分以下の費用で出来る
・施術場所にわざわざ足を運ぶ必要がなく、交通費と時間が節約できる
・ひと目にさらしたくないパーツも、好きなだけ処理できる

短所

・鏡がないと見られないパーツ(背中、うなじ、ヒップ)の処理は、人の助けがいる
・自分ですべての処置をやらなければならないので、何となくおっくうになる
・肌トラブルの予防と対処に手間がかかって、やる気を削がれる

永久脱毛は家庭用脱毛器でも出来る?

家庭用脱毛器
家庭用脱毛器はプロ仕様のマシンを小型化したもので、脱毛原理そのものは全く変わりません。

ただ、事故などを防止するため、パワーはかなり抑えられています。そのため、強い照射出力が必要とされる永久脱毛は無理です。

ちなみに、永久脱毛はサロンではできません。一般サロンでの施術は正確には「抑毛」であって、毛はそのうち復活します。

永久脱毛を希望するなら、レーザー脱毛をおこなっているクリニックに足を運んで下さい。

脱毛器に用いられている方式とは?

方式について考える
家庭用脱毛器で用いられているいくつかの脱毛方式について、説明してみましょう——

フラッシュ式

家庭用脱毛器で最もよく使われている脱毛方式が、フラッシュ式です。サロンのマシンと原理的には同じで、メラニン色素に反応するIPLという光を用います。

肌にこの光を当てると、毛根部位だけが熱による損傷を受けます。そして照射を続けているうちにその発毛器官が弱体化し、毛の成長が止まってしまうわけです。

この方式の最大のメリットは照射口が大きく、1ショットの処理範囲が広いこと。そのために手入れに必要な時間も短く、腕、背中、脚などのパーツにはぴったりです。

照射出力は事故を起こさないように抑制されているので、安全性もバッチリ。痛みも軽くなっています。

デメリットは脱毛完了までの日数が長いことですが、それでも1年くらい照射を続けていると効果が実感できます。

レーザー式

医療クリニックのマシンに採用されているのが、レーザー式脱毛。ムダ毛にレーザー光が当たると毛乳頭などがダメージを受け、毛の発育が阻害されます。

フラッシュ式と違って光が広がらず、威力が強いため、細かいパーツや頑丈な剛毛を手入れしたい時にピッタリです。

脱毛完了までの日数も短く、3ヶ月くらいで効果があらわれてきます。

ただ、1回の照射面積が小さいために広い部位には不向きで、打ち漏れも起こりやすくなります。

また、照射による「痛み」も大きな欠点です。ネットでも「痛みは思っていた以上で、つい『わっ』と叫んでしまった」「照射の直前は軽く恐怖を感じる」といった口コミが投稿されています。

特に痛い部位は脇、骨付近のスネ、デリケートゾーンなどで、もし手入れするのなら出力をかなり控え目にした方が無難です。

あと、レーザーは黒い部分に反応するので、シミ、ホクロ、日焼けにはシールやカバーをするか、照射自体をやめるようにして下さい。

高周波(超音波)式

高周波脱毛器は、ムダ毛をピッカーという金属の先端ではさみ、弱い電気を流すことで発毛を阻害します。光を当てないため、目付近のパーツ(眉、額の生え際など)も安全に手入れできます。

また、他の方式では手入れできない白髪、日焼け肌の毛も、高周波だと問題ありません。

ただ、1本1本の処理になるため、広い部位だと大変です。
素早く手入れしたいのなら、フラッシュ式の方がいいでしょう。

サーミコン(熱線)式とローラー式

フラッシュ式、レーザー式、高周波式の3つは、熱によって発毛機能を衰えさせ、毛の成長を止めます。しかし「サーミコン(熱線)式」「ローラー式」の場合、発毛機能へは影響を与えません。

サーミコン式脱毛器は、ヘッドに取り付けられた熱線によってムダ毛を処理します。肌から外に出ている部分を焼き切るだけなので、すぐに毛は伸びてきます。

ただ、毛先が丸くなるため、カミソリによるチクチク感がイヤな人にはいいでしょう。

そして「ローラー式」ですが、これはローラーを肌の上で転がしてムダ毛を絡ませ、根こそぎ抜いてしまいます。

つまり毛抜と同じ要領なのですが、広範囲を素早く処理できるのが良いところです。
もちろん毛穴や肌には刺激が強いので、推薦はしません。

売れている家庭用脱毛器の値段はいくらくらい?

値段はいくらくらい?
「家庭用脱毛器を買おう」と決心した時、まず気にかかるのがその値段でしょう。

ここではネットのデータをもとに、売れている家庭用脱毛器の値段を一覧にしてみました(「照射面積」「1ショット当たりの単価」も合わせて書いておきます)。

・ケノン
価格…69,800円(税込)
照射面積…9.25平方cm
1ショット当たりの単価…0.04〜0.59円

・シルクエキスパート
価格…49,299円(税込)
照射面積…6平方cm
1ショット当たりの単価…1.78円

・4x
価格…38,999円(税込)
照射面積…1平方cm
1ショット当たりの単価…0.08円

・ラヴィ
価格…40,000円(税込)
照射面積…6平方cm
1ショット当たりの単価…0.24〜0.61円

・レイボーテグランデ
価格…116,640円(税込)
照射面積…12平方cm
1ショット当たりの単価…0.05円

・ルメア・プレステージ
価格…57,998円(税込)
照射面積…4平方cm
1ショット当たりの単価…0.20円

・光エステ
価格…25,200円(税込)
照射面積…5.4平方cm
1ショット当たりの単価…0.29円

一覧のうち、最も値段の高いのはレイボーテグランデの116,640円、そして最も値段の安いのは光エステの25,200円です(ちなみにもっと安価なものもあるのですが、それらは本当は「除毛器」なので一覧には含めていません)。

上述したように、購入時にはカートリッジの費用を考える必要があります。一覧には書きませんでしたが、カートリッジのコストがどれくらいなのか、自分でチェックしておきましょう。
本体とカートリッジの総額を比べることで、本当の値段の差が判明します。

そして、1ショット当たりの単価も重要なファクターです。

一覧をチェックして、「1ショットの単価の違いなんてほんの少しで、問題にならない」と感じる人もいるでしょう。

しかし、脱毛は1ショットでは終りません。2週間に1回、光の照射を続けていきます。つまり1ショットなら少しの差でも、繰り返されることで大きな違いとなるのです。

最後に「照射範囲」の確認も大事です。1回の照射面積が大きいほどショットの数は当然減っていきますから、そのデータによってカートリッジの消耗具合が変化してきます。

なお、4xの照射範囲の数値が小さくなっていますが、これは4xがレーザー式だから……。
レイボーテグランデやケノン(両方ともフラッシュ式)と比較すると、相当な差があります。

広い部位を処理したいなら特に、1ショットの単価と照射範囲をチェックしておきましょう。

以上、家庭用脱毛器の特徴、選び方のコツなどについて解説してみました。いかがだったでしょうか?

何度も書いてきたように、家庭用脱毛器は機種・方式によってもたらされる効果が違ってきます。
そのデータをあらかじめ把握しておくことが、上手な購入のコツとなります。

ぜひ自分にふさわしい機種を選び、楽しい脱毛生活を送って下さい。