家庭用脱毛器の購入で失敗しない方法とは?

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以前は「金持ちの道楽」と見なされていた脱毛も、最近はすっかり一般的なものになりました。サロンや医療クリニックも繁盛していて、人気店などは予約が取りにくい状況です。

ただ「予約を取るのが面倒くさい」「行きたいけどヒマがない」「スタッフにデリケートな部位を見られたくない」といった理由でサロンやクリニックに通えない、あるいは通いたくない人もいます。

そんな人たちの間で人気となっているのが、家庭用脱毛器です。

「自分も買って試してみたい」という人もいるでしょう。ただ、まだまだその値段は安くありませんし、種類が多すぎてどれを購入すればいいのか困ってしまうほどです。
気まぐれに買ってガッカリしないためにも、いくつかある脱毛方式の特徴、その効果について、事前にチェックしなければなりません。

そこで、このページを立ち上げました。家庭で手軽に脱毛したい、という人のために、失敗しない家庭脱毛器の選び方などについて、解説していこうと思います。

家庭用脱毛器の歴史とその普及

脱毛器の歴史
紀元前にさかのぼるという脱毛の長い歴史でも、1980年代に入ってから発表された「選択的光熱凝固理論」は画期的なものでした。1990年代になるとその理論を用いた器械が欧米で登場。そして2000年代、日本でもその脱毛マシンがサロンなどで使われるようになります。

ただ、それらはあくまで店舗用の大型機器で、家庭で自己処理をおこなうには、まだまだカミソリ、毛抜など、単純なツールにしか頼れませんでした。

そんな中、2005年になって家庭用脱毛器「アイエピ」が売り出されました。

以前も家庭用脱毛器はあったのですが、どれも脱毛効果が低く、「変わったアイデア商品」という域に留まっていました。ところがこの「アイエピ」はちゃんとムダ毛が処理できるというので評判となり、光を用いた脱毛器を普及させるきっかけとなったのです。

そして2009年に「イーモ」、2012年に「ケノン」の発売が続き、現在の脱毛器市場の隆盛をもたらすことになります。

ムダ毛が濃くて自己処理が欠かせない人にとって、家庭用脱毛器の登場は大変な朗報でした。

何しろサロンやクリニックで施術を受けるとなると、ツルツルの肌になるまで数ヶ月〜数年、通い続けなければなりません。面倒くさいという人も多いですし、費用も相当かかってしまいます。

それが家庭用脱毛器だと、プロ並みの効果が期待できる上にお金も節約できるのですから、すぐに売れ筋商品となったのも当然でしょう。

ただ脱毛器は、当たり外れが大きい商品、と言われています。
以下で解説する機種の特徴、方式の利点・難点などをしっかり把握して、自分にふさわしいものを見つけ出して下さい。

家庭用脱毛器選びで留意すべき点とは?

留意すべき点
下のセクションでも解説していますが、家庭用脱毛器には数種類の脱毛方式があり、その違いが効果にもあらわれます。

ですから脱毛についての知識が購入側にも要求され、「色やデザインが自分の好みだったから」といった理由で購入してしまうと、結局は失望することになります。

自分にふさわしい家庭用脱毛器を購入するためには、以下のようなポイントに留意しましょう——

照射パワーはどれくらいか?

脱毛効果に関しては、人によって感じ方が違うので一概には決めつけられませんが、「照射パワーとその脱毛効果は比例する」というのが普通です。とにかくキレイに脱毛したい人は、照射パワーの大きい脱毛器を選んだ方がいいでしょう。

ただ、パワーが大きくなるとそれだけ肌や毛穴の負担も増え、かゆみ、火傷といった肌トラブルも生じやすくなります。
トラブルを回避するためには、パワーを調節できるものを選ぶべきです。

照射範囲はどれくらいか?

1回の照射によって、どれだけの範囲を手入れできるのか。その点は機種によってかなり異なるため、購入前に公式サイトなどで調べておきましょう。

スムーズに手入れができないと脱毛器の使用そのものがイヤになります。
「せっかく買ったのにすぐに使わなくなった」という悲しい結果を迎えないためにも、照射範囲のデータはしっかりとチェックして下さい。

処理したいパーツに対応しているか?

個人個人によってムダ毛を処理したいパーツは違います。

家庭用脱毛器を購入する時は、「自分がどのパーツの手入れに使う予定か」そして「その機種がどんな部位に使えるのか」を確認して下さい。

特に「顔」や「VIO」を処理したい人は注意が必要です。他のほとんどの部位には対応できても、デリケートなところには使用不可な機種が少なくありません。

公式サイトには対応部位が書かれていることが多いので、まずチェックしてみましょう。

コストパフォーマンスは良いか?

「本体そのものは安くで手に入れたのに、消耗品のカートリッジの費用が高くてガッカリした……」

脱毛器の購入に関しては、そんな話を時々耳にします。

家庭用脱毛器には色々な機種があります。価格だけとってみても、2万円以下のものから、10万円以上のハイレベルなものまでバラエティに富んでいますが、照射のたびに消耗していくカートリッジの存在を忘れてはいけません。

脱毛器を購入する時は、本体の値段以外に、カートリッジの価格とその交換頻度についてもあらかじめ確認しておきましょう。

家庭用脱毛器に関するメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

・店や医院での施術と比較すると、ムダ毛処理が半分以下の費用で出来る
・施術場所にわざわざ足を運ぶ必要がなく、交通費と時間が節約できる
・ひと目にさらしたくないパーツも、好きなだけ処理できる

短所

・鏡がないと見られないパーツ(背中、うなじ、ヒップ)の処理は、人の助けがいる
・自分ですべての処置をやらなければならないので、何となくおっくうになる
・肌トラブルの予防と対処に手間がかかって、やる気を削がれる

永久脱毛は家庭用脱毛器でも出来る?

家庭用脱毛器
家庭用脱毛器はプロ仕様のマシンを小型化したもので、脱毛原理そのものは全く変わりません。

ただ、事故などを防止するため、パワーはかなり抑えられています。そのため、強い照射出力が必要とされる永久脱毛は無理です。

ちなみに、永久脱毛はサロンではできません。一般サロンでの施術は正確には「抑毛」であって、毛はそのうち復活します。

永久脱毛を希望するなら、レーザー脱毛をおこなっているクリニックに足を運んで下さい。

脱毛器に用いられている方式とは?

方式について考える
家庭用脱毛器で用いられているいくつかの脱毛方式について、説明してみましょう——

フラッシュ式

家庭用脱毛器で最もよく使われている脱毛方式が、フラッシュ式です。サロンのマシンと原理的には同じで、メラニン色素に反応するIPLという光を用います。

肌にこの光を当てると、毛根部位だけが熱による損傷を受けます。そして照射を続けているうちにその発毛器官が弱体化し、毛の成長が止まってしまうわけです。

この方式の最大のメリットは照射口が大きく、1ショットの処理範囲が広いこと。そのために手入れに必要な時間も短く、腕、背中、脚などのパーツにはぴったりです。

照射出力は事故を起こさないように抑制されているので、安全性もバッチリ。痛みも軽くなっています。

デメリットは脱毛完了までの日数が長いことですが、それでも1年くらい照射を続けていると効果が実感できます。

レーザー式

医療クリニックのマシンに採用されているのが、レーザー式脱毛。ムダ毛にレーザー光が当たると毛乳頭などがダメージを受け、毛の発育が阻害されます。

フラッシュ式と違って光が広がらず、威力が強いため、細かいパーツや頑丈な剛毛を手入れしたい時にピッタリです。

脱毛完了までの日数も短く、3ヶ月くらいで効果があらわれてきます。

ただ、1回の照射面積が小さいために広い部位には不向きで、打ち漏れも起こりやすくなります。

また、照射による「痛み」も大きな欠点です。ネットでも「痛みは思っていた以上で、つい『わっ』と叫んでしまった」「照射の直前は軽く恐怖を感じる」といった口コミが投稿されています。

特に痛い部位は脇、骨付近のスネ、デリケートゾーンなどで、もし手入れするのなら出力をかなり控え目にした方が無難です。

あと、レーザーは黒い部分に反応するので、シミ、ホクロ、日焼けにはシールやカバーをするか、照射自体をやめるようにして下さい。

高周波(超音波)式

高周波脱毛器は、ムダ毛をピッカーという金属の先端ではさみ、弱い電気を流すことで発毛を阻害します。光を当てないため、目付近のパーツ(眉、額の生え際など)も安全に手入れできます。

また、他の方式では手入れできない白髪、日焼け肌の毛も、高周波だと問題ありません。

ただ、1本1本の処理になるため、広い部位だと大変です。
素早く手入れしたいのなら、フラッシュ式の方がいいでしょう。

サーミコン(熱線)式とローラー式

フラッシュ式、レーザー式、高周波式の3つは、熱によって発毛機能を衰えさせ、毛の成長を止めます。しかし「サーミコン(熱線)式」「ローラー式」の場合、発毛機能へは影響を与えません。

サーミコン式脱毛器は、ヘッドに取り付けられた熱線によってムダ毛を処理します。肌から外に出ている部分を焼き切るだけなので、すぐに毛は伸びてきます。

ただ、毛先が丸くなるため、カミソリによるチクチク感がイヤな人にはいいでしょう。

そして「ローラー式」ですが、これはローラーを肌の上で転がしてムダ毛を絡ませ、根こそぎ抜いてしまいます。

つまり毛抜と同じ要領なのですが、広範囲を素早く処理できるのが良いところです。
もちろん毛穴や肌には刺激が強いので、推薦はしません。

売れている家庭用脱毛器の値段はいくらくらい?

値段はいくらくらい?
「家庭用脱毛器を買おう」と決心した時、まず気にかかるのがその値段でしょう。

ここではネットのデータをもとに、売れている家庭用脱毛器の値段を一覧にしてみました(「照射面積」「1ショット当たりの単価」も合わせて書いておきます)。

・ケノン
価格…69,800円(税込)
照射面積…9.25平方cm
1ショット当たりの単価…0.04〜0.59円

・シルクエキスパート
価格…49,299円(税込)
照射面積…6平方cm
1ショット当たりの単価…1.78円

・4x
価格…38,999円(税込)
照射面積…1平方cm
1ショット当たりの単価…0.08円

・ラヴィ
価格…40,000円(税込)
照射面積…6平方cm
1ショット当たりの単価…0.24〜0.61円

・レイボーテグランデ
価格…116,640円(税込)
照射面積…12平方cm
1ショット当たりの単価…0.05円

・ルメア・プレステージ
価格…57,998円(税込)
照射面積…4平方cm
1ショット当たりの単価…0.20円

・光エステ
価格…25,200円(税込)
照射面積…5.4平方cm
1ショット当たりの単価…0.29円

一覧のうち、最も値段の高いのはレイボーテグランデの116,640円、そして最も値段の安いのは光エステの25,200円です(ちなみにもっと安価なものもあるのですが、それらは本当は「除毛器」なので一覧には含めていません)。

上述したように、購入時にはカートリッジの費用を考える必要があります。一覧には書きませんでしたが、カートリッジのコストがどれくらいなのか、自分でチェックしておきましょう。
本体とカートリッジの総額を比べることで、本当の値段の差が判明します。

そして、1ショット当たりの単価も重要なファクターです。

一覧をチェックして、「1ショットの単価の違いなんてほんの少しで、問題にならない」と感じる人もいるでしょう。

しかし、脱毛は1ショットでは終りません。2週間に1回、光の照射を続けていきます。つまり1ショットなら少しの差でも、繰り返されることで大きな違いとなるのです。

最後に「照射範囲」の確認も大事です。1回の照射面積が大きいほどショットの数は当然減っていきますから、そのデータによってカートリッジの消耗具合が変化してきます。

なお、4xの照射範囲の数値が小さくなっていますが、これは4xがレーザー式だから……。
レイボーテグランデやケノン(両方ともフラッシュ式)と比較すると、相当な差があります。

広い部位を処理したいなら特に、1ショットの単価と照射範囲をチェックしておきましょう。

以上、家庭用脱毛器の特徴、選び方のコツなどについて解説してみました。いかがだったでしょうか?

何度も書いてきたように、家庭用脱毛器は機種・方式によってもたらされる効果が違ってきます。
そのデータをあらかじめ把握しておくことが、上手な購入のコツとなります。

ぜひ自分にふさわしい機種を選び、楽しい脱毛生活を送って下さい。

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